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新年度開幕ですね。
オリンピックイヤーは幻となりましたが。

暖冬の影響で、やはり今年は桜の開花が全国的に早いようです。
日中はすっかり春の陽気ですね。

いつもなら季節、年度が変わり気持ちが高まる時期ではありますが、この時期のかの感染症、目に見えないいわばテロリストによって強制的に断捨離をさせられ足元をしっかり見据えさせられているかのようです。日々の生活を反省させられます。痛みですね、産みの。バランスのためのフィードバックです。それは前向きな意図として意義があることです。歴史ドラマによって今があります。また新たな歴史が今紡がれている、リアルですね。痛みは意識を鋭敏にします。意識が高まる機会です。意識が高まるとは、理解が深まること。蓮の華のような知恵と慈悲、混沌の最中から人間の高い徳性が輝くこと。

「人間万事塞翁が馬」という故事があります。全体、各人にとっての良いこと悪いことは、結局絶妙なバランスで貫かれているのですね。
一見ネガティブな事の中に光が、またポジティブなことの中にリスクがあることは、現実というものが有機的（ダイナミック）であり多次元的（ドラマティック）であること。生の醍醐味と言いましょうか。悲喜交々、泣き笑い。豊穣な物語です！

取り敢えず新しいスタート。何はともあれ、愛でたいことですね。
また精一杯一所懸命歩んで参りましょう！
未来は前にしかないですもんね。

心と体の保養・診療スペース
おさむら心療医院