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今冬のできごと
この冬は、暖冬がもう合言葉のようになってますね。
そんな中、話題の新型肺炎。
イギリスのEU離脱、ゴーン氏の逃亡など。
新聞ではこの辺も気になります。
変な気候と景気。自然や社会は繋がりながら変動する開放系システムです。
個人の体調と気分も、そういった環境から絶えず影響を受けながら、各々の心身バランス(ホメオスターシス)を保つ訳ですね。
命の働きは自分を保つため、環境を的確に把握しそれに応じて自然にバランスをとります。
外界という空間宇宙、内界という時系列。
宇宙、地球、人類との関係は開放系システムやフラクタル構造(相似形、入れ子構造)と言われます。
宇宙の動きと地球自然の変化に対応した人間の適応と進化は、各々の人の全体的な営みの延長にありますね。
今意識していることが現実です。今を感じ、自然に素直に求め動くこと。
自然治癒力といい、マインドフルネスや森田療法のあるがままといい、今ここで純粋に「ある」こと。単純な営みに深い意味がある。
色々な出来事が起こることで、不安や落ち込みなど感情的な反応として揺さぶられますが、それもいのちの色彩でありいのちの働きとして統合され、揺れながらも自分の内なるリズムとして常に統制されているのですね。
頭であれこれ考えがちですが、しばしば情報に惑わされ焦り力が入りすぎます。そうして過去を悔い、先を案じて考えが堂々巡りして生気が停滞します。
今意識していることが現実です。今の現実に立ち、落ち着いて現実に即した知恵に基づいた自然な体の反応を感じ自然に動く、これが命の自然な働きですね。揺らぎ、ストレスに対するバランスでありレジリエンス(復元力)です。
生きている今、気づけば最強の新鮮なエネルギー(生気)に支えられているのではないでしょうか。
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おさむら心療医院