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夏、猛暑
もう当たり前のように聞かれる「猛暑」。
猛く暑い夏。暑いのは嫌いではないですが、極端、急な変化は、きついですね。
環境変化の中、体のバランスを図ろうと自律神経はなかなか大変です。環境に適応すべく体もスムーズな反応を求められます。
波に揺られる船のように、体は不安定になりますね。あくまで一時的なプロセスですが、心も動揺していると体調変化に敏感(心配)になり、不快な体調変化と心の不安が相まって、不安定つまり不調が続く悪循環に陥りやすくなります。
「具合が悪くなる…」「ほらやっぱり!」
森田療法でいう精神交互作用ですね。
心の状態と自律神経の相互作用がみえます。
体調は、良きに図らわれます、自律神経によって。最適なバランスに調え自然に落ち着きに向かうに任せるのが、「あるがまま」の姿勢ですね。あれこれ考え、意識的に計らうことで却って、不自然な滞った流れ、リズムとなり、自ら落ち着くのを邪魔してしまっている。これを森田療法では「はからい」と言いますね。
なるべく自然に委ねます。これは怖いことでもあり、楽なことでもあります。逆らわないこと、エネルギーをそのまま流してすっきりすること。エネルギーの流れに乗ること。
どっちみち暑い夏。今年の暑さも敢えてじっくり味わってみると、意外と気分すっきり、違うかもしれませんね。体を感じて、新鮮な気持ちで動かしてみる。
感情は時と共に減衰するという、自然法則があります。
また季節は、気付けば移り変わっています。
万物は流転する。無常の法則。
自然の生のリズムを意識して感じ、生をちょっと味わってみませんか。
猛暑も今は少し落ち着いてますね。ここのところ、何故か爽やかなに感じる夏の空気。まあそれはそれで気持ちいい。
体と宇宙の関係をちょっと感じてみるのも、深いいですね!